dgcmkngに、以前うちの相方の誕生日祝いを兼ねて行ってきた、温泉旅行の模様をごそっとアップした。もう9月の話です。
ここは知り合いのプログラマさんに教えてもらったのだが、とても雰囲気の良いところで、どう雰囲気が良いかというと、旅館の建物の古さにあって、それがどれほど古いかと申しますと、それは江戸は安政時代に建てられたものらしい。と、ホームページに書いてありました。とにかくその年季の入り方がパではなく、旅館について玄関をくぐると「あれ?間違って日光江戸村に来てしまったかな?」と思うこと必至の、趣のある作りに心底惚れ込んだ。
温泉は一部混浴で、うちらが着いた日も、結構な人数の若いアベツクたちが訪れており、もちろん僕はやましい気持ちなぞ毛頭抱いてはおりませんが、一目散に混浴風呂を伺いに行ったところ、混浴風呂にはおっさんがほぼ張り付きで、若い女子の柔肌なぞ拝むべくもなく、いたのは恥じらいをとうの昔に置いてきた、元・若い女子だけという有様であったが、実はちょっとしたハプニングがあって、普通の男女別の露天風呂の男湯に若い夫婦さんが二人きりで入っていたのを目撃できたのであった。であった、じゃないですけれども、二人の蜜月のときを邪魔しに入ってきた闖入者の姿(俺)を見た奥様は、体を隠すのもそこそこに、一目散に女湯へと消えていきましたが、手ぬぐい一枚で逃げ去る姿がなんともいえんエロチシズムであり、ここが非常に大事なのですが、タオルではなく手ぬぐいというのが最大のポイントであり、そのとき俺がいったいどのような気分であったか、そこは各自で想像されたい。
あとはその旅館そばにある朽ちた廃旅館があり、もう廃墟好きの俺としては辛抱たまらんものがあり、そこでもバシバシ写真を撮ってきた。ちょうど天気も芳しくなく、立ち込める濃霧がより一層その廃墟らしさを引き出しており、サイレントヒルも、いやむしろサイレンもかくやという恐ろしさであり、ペニスがキュ〜ッてなった。廃墟のよさということについて語りだすと切りがないので別の機会に移すが、簡単に説明すると、それは悠久の時をかけてはじめて出来上がる壮大なアートだからであり、そしてその悠久の時をさかのぼり、かつてそこに人が生活を営んでいたのだ、それがいまはどうだ!見てみろこの有様を!というなんともいえぬ哀愁を感じ取ることができるというところが俺の中でのよさ、すなわち萌えポイントといえるのであって、そこは各自アップした写真をチェックして帰られたい。
それと帰りに吊り橋があったので渡ってみたのだが、35mほどの高さだったかしら、下には渓流が流れており、とても見晴らしの良い最高の景観であったが、高すぎて腰抜かすので絶対次は行きません!あとサファリパークの動物が可愛かったけど、いちばん可愛かったのは飼育員だか従業員だかが引っ張っていた柴犬が一番可愛かったです!あと昼飯が高い!(後半駆け足)